18歳の頃に買ってもらった車を10年後に売却することになりました。 理由は海外へ移住することが決まったからです。
10年も経っていたので少し見た目はボロボロでした。 コーティングが剥げてしまっている箇所や小さな傷もたくさんありました。 でも中身はほぼ禁煙車だったし物もあまり置いていなかったので結構綺麗でした。
そんな愛車を売却する手伝いを兄がしてくれました。 兄の会社の後輩がとりあえず何でもいいから車が欲しいと言っていたそうで、彼に私の車を売却することになりました。 古い車だけど本当にいいのかと訪ねると走行距離が10年使用したにしてはそんなに悪くなかったので、全く問題ないと言ってくれたそうです。
結局本人が車を見に来た時にはかなり気に入ってくれたようで即決で買ってくれました。 価格は兄の後輩ということもあるし古い車ということもあり、かなりオマケしました。
車にハードディスクやナビ、それから空気清浄機が付いている事もポイントが高かったらしく結構喜んでもらえました。 車を売却すると決めたときは少し寂しい気持ちもしました。 なにしろ初めての車とのお別れです。
大げさなようですが長年の相棒を手放すような気持ちになりました。 でも、車は新しいオーナーのもとでまた元気に走ってくれて、オーナーに大切にされると思うと寂しさも薄れました。
私と主人は結婚当初、それぞれ車を持っていました。 私がワゴンRで主人がマークXでした。
しかし、子供を出産した事をきっかけに、様々な出費もかさむので車を一台にしようと決めました。 どちらの車を手放すか話し合った結果、やはり維持費や利便性などを考えワゴンRを残して、マークXを売却しようという事になりました。
主人が車買取業者に査定を何社か依頼して、その中で一番高額な査定額を提示してくれた業者に売却する事にしました。 その業者の査定額は他社と比べても本当に大差で高額でした。
売却の契約が順調にすすみ、車を手放し、買取額が主人の口座に振り込まれ全てが完了しました。 それから3日後の事でした。
その業者から連絡が来て「第三者機関に査定を依頼したところ、マークXは事故車だという事が判明したので査定額が変わります。変わった分、こちらに返済して下さい。」と言われました。
主人は事故を起こした記憶はなく、業者側の査定でも事故車ではないと判断されていました。 しかも契約も完了した後に返済しろというのはおかしいのではないかと私たちは思いました。
その分の返済を行なうと、他社と見積もり額がさほど変わらなくなります。 だから、私たち夫婦も黙って居れず、本当に揉めに揉めました。 結果、返済しろと言われた金額の4割を返済する事になりました。
愛車を手放す事は本当に心切ない事でしたが、揉め事が起きてしまうともっと嫌な気持ちになります。 以後、車を売却する時は業者や担当者をじっくり見極めて決めたいと思います。